―――会社設立して手応えはどの様に感じていますか。
実績は、当初の予定と全く一致しているとは言えません。しかし、日に日に手応えは大きくなってきています。当初は競合分析や、内部環境外部環境の分析などいろんな角度から分析を行いビジネスプランを作成しました。しかし、実際事業を始めると想定通りには行かない事もあるので、その都度要因を分析し計画を練り直しています。事業を進めるにあたってはリーンスタートアップの様な、トライ&エラーの繰り返しが大事だと感じています。先日久々にテレアポを自分でやりました。なかなか聞いてもらえずかなり心が折れたのですが(笑)。でもそうやってトライ&エラーを繰り返すことが今は大事だと考えています。
―――MBAを取得されて、今の仕事で活かされていると感じる時はありますか。
計画を立案する際には、MBAの知識が活用できると感じています。最初のビジネスプランを策定する分析でもそのフレームに沿って調査できますし、ピッチする時も中身が思いにとどまらずに、理屈が通った話しが出来ます。MBAで学んだフレームをもってビジネスプラン立案する事は、周囲の人を説得する際に説得力があがると感じました。
―――長菅さんは、QBS1年生の時にビジネスプランコンテストに参加されたと伺いましたが、どの様な印象を受けましたか。
ビジネスプランをチームで作ると言う事はとても勉強になりました。チームでやる事で、自分だけの能力を超えて素晴らしい物が出来ます。以前の仕事も一人でやっていたのですが、チームでやる事で色々とアイデアが広がったりそれぞれの役割分担が出来て、チームでやるメリットを痛感しました。今もチームでやっていて、その時の考え方が活かされています。
―――最後にMBA取得を目指す方にメッセージをお願いします。
折角ビジネススクールに通っているので、授業だけで学生生活を終わるのは勿体ないと思います。ビジコンなどの様々な課外活動に出る事で得られるものが沢山あるので、時間を調整して積極的に参加されることをお勧めします。この様な課外活動は、ビジネススクール以外の人とも知り合える機会にもなります。一緒に学んだ人の繋がりは大きく、その後の財産になります。現在ビジネススクールに通っている方も、これから入学を検討される方も、是非積極的に自ら機会を掴んでほしいと思います。
最後に、館内を案内して頂きました。旧小学校を改築した建物なので、その爪痕が至る所に残っています。
QBSを卒業されて、すぐにMBAの学びを実践されている長菅さんのお話を伺い、非常に良い刺激を受けることが出来ました。お忙しい中、快くインタビューを引き受けて頂いた長菅さん、本当にありがとうございました。
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